こんにちは。日本にいたときある日お婆さんに「お兄ちゃん。ちょっといいですか」と聞かれた。私はタイ人なのでちょっと違和感を感じた。多分日本人とタイ人の人の呼び方はちょっと違うでしょう。というわけで今日はそれを詳しくお話しましょう。
日本人は多分相手の世代によって呼び方が変わるでしょうね。相手は子供なら「ぼっちゃん、お嬢ちゃん」若いものなら「お兄ちゃん、お姉ちゃん」中年なら「おじいちゃん、おばちゃん」お年寄りなら「おじいちゃん、おばあちゃん」と声をかけるでしょうね。
タイ人はそういう呼び方ではないですね。タイ人にとって相手は自分より年上か年下か呼び方が変わるものです。例えば、Aくん(20代)はBさん(30代)を「พี่ชายお兄ちゃん、พี่สาวお姉ちゃん」と呼ぶです。もしAくん(60代)はBさん(70代)も「พี่ชายお兄ちゃん、พี่สาวお姉ちゃん」と呼ぶです。BさんはAくんより少し年上だからね。まとめて下記の絵の通りです。
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自分は20代の場合 |
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自分は50代の場合 |
というわけでお婆ちゃんは「お兄ちゃん。ちょっといいですか」と言ったら、呼ばれたタイ人の私にとってはお婆ちゃんより私の方が年上と感じたですね。お婆ちゃんはタイ人なら「หลานชาย ช่วยยายหน่อยได้มัย 孫ちゃん ちょっといいですか」の方が自然ですね。
相手の年齢がはっきり分からないときはとりあえず พี่ Phee(お兄ちゃん、お姉ちゃん、先輩) と呼んだらセーフでしょうね。もちろん相手は年上の女の人でも น้อง(สาว) Nong (Seaw) (妹ちゃん、後輩)と呼ばれた彼女が嬉しくなるでしょうね :D
こういう歌もあって、「お兄ちゃんと呼んで」という曲です。「(女の子は俺を)พี่ Phee お兄ちゃんと呼んだらお小遣い15,000バーツを上げるよ。もし อา Ar おじちゃん(父の弟)と呼んだら5000バーツ。 ลุง Loong おじちゃん(父の兄)と呼んだら0バーツだよ」という内容ですね。
おまけとして、よくアニメに出た主人公の家族にいるお祖父ちゃんやお婆ちゃんですが、日本語が父の両親でも母の両親でも全部「祖父ちゃんーお婆ちゃん」と呼ぶでしょう。タイ語は分ける言葉があって、父の父親ならปู่ Poo、父の母親なら ย่า Yah 、母の父親なら ตา Tar、母の母親なら ยาย Yay です。なのでアニメのエピソード1に出るお爺さんとお婆さんはどっちの両親のご両親か分からなくて、タイ語の字幕にはとりあえずปู่ย่าตายายどっちか適当に通訳したけど、次のエピソードはなんとなく父の両親か母の両親か分かってきたので、書き直しのはもう手遅れですしね。これもよくあるあることです。
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